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お久しぶりなブログ・・ [徒然・・]

私には6歳上の姉がいました。

小さい頃上を見れば、大きな姉がいた。
私がやっと小学校に入ったと思ったら、姉は中学生。
どんなに頑張っても努力しても縮まらない6年の差。憧れ?いつか私も・・先を行く姉の背中の印象・・・

そして、お互い、中学、高校、大学と、同じ時間や空間にほとんどいれなかったね。
あどけない思いも、いつしか、年齢とともに、日々の日常のサイクルに忙殺され、いることが当たり前、お互い無関心になっていた感覚。
そして、お互いにそれぞれが、苦しみ、喜び、を積み重ね、再び会ったとき、目線がおなじになっていて何だか変な感じ。

先に姉が結婚し、子をうんだ。 姪っ子の誕生。
初めて触る、赤子の優しい肌、ミルクのにおい。身内の子どもって、赤ちゃんってこんなにも無条件で可愛いんだと、初めて感じた。 あなたの幸せそうな笑顔。

私も結婚し、子を授かった。姉は、女子男子、私は、男子女子と順序は違うけど、同じ一男一女、3歳間隔。


違う土地で、それぞれ違う家庭を作り、子育てに自らが救われていることに気付き、感謝できるようになった頃、あなたの体の中におこりつつある異変を、誰も想像できなかった。

何の心配もなく、すべてが順調に行っていたころ、日常の不平不満はアルコールとたばこで笑い飛ばしていたころ、あなたの、病気が分かったんだよね。

不安、怒り、悲しみ、・・・人間のマイナスの感情にこんなにバリエーションがあるなんて知らなかった。自分のために、泣けないといっていたよね。そうだよね。母となった私にも身がちぎれるほどよくわかるよ。一番に考えてしまうのは、子どもたちの事。せつない、切なすぎる。
なんで?なんで今なの? もうちょっと先にしてくれないの?神様に本気で祈った。私の寿命を半分姉に分けてくださいって。
せめて、子どもたちが、卒業するまで、成人するまで・・・。

そしてなんで、父の時と同じ病院。姉と笑っちゃった。

最悪の事態の中、希望なんて見いだせない中にでも、笑いや幸せがあることを、はじめて知ったよね。
そして日々の、当たり前の日常がいかに幸せなことなのかが・・・

不幸にも、そんな事態になって初めて、私たちは心の底から向き合えた。
たくさん語ったよね。  誤解もたくさんあったよね。  共感もしたよね。
一生懸命生きてきたよね。 同じ境遇で育った姉妹にしか、分かりあえない苦悩の日々。
答えを求めて、あがいてきたけど、そもそも、答えなんてないのかもしれない。
絶対的なものなんてこの世に何もなく、だた、今そう感じている自分という存在のみが、有るということだけが
分かっていることなのだから。

姉は子ども達の為に、少しでも一緒にいてあげたいために壮絶な闘病の後、
「もう幸せだから、誰も恨んでいないし、みんなありがとう、感謝している」といって、 この世から去った。
私の、姉はもういない。 この、爽快ともいえるような、さみしさ、孤独感。
この世に一人で生まれてきて、あなたとは姉と妹として、出会い、時を過ごせたこと、本当にすごい偶然のそして必然の出会いだった。 あなたは今、何を思っている? 爽快な青空のような、このさみしさの中、私はただ、感謝するのみ。 
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Mrブラックアウト

taku さん、こんにちは。
ブログ開設3周年を機に始めた、「釣られクマさんの『nice! 1番乗り』のblog訪問」(自分の全く私的なお遊び企画)でお邪魔してみました。(お邪魔でしたらごめんなさい)
お邪魔した途端、悲しいお話をお聞きしました。
御姉様のご冥福を心からお祈り申し上げます。
by Mrブラックアウト (2010-05-10 15:55) 

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